節税対策と同様に重要なのが、相続時の税金を納める資金をどう確保するかということです。
大きく分けて、
•相続時の資金を増やす
•生前に資金を増やす
という方法があります。
相続税は現金で納める方法のほかに、相続された不動産などの物で納める物納もありますが、手続きが煩雑なことや条件が厳しいこともあり、ほとんど使われることはありません。
納税資金対策として一番良いのは、相続時の資金を増やすことです。
そこで用いられるのが、節税対策にもなる生命保険です。
生命保険は、毎月少しずつ支払いができること、相続時にはまとまったお金が一時に入ること、節税になることから、納税資金対策に最も適しています。
生命保険金は受取人の固有の財産であり、他の相続人に分ける必要がないため、代償分割などの急な資金用途にも利用できます。
相続時の資金を増やす以外の方法としては、生前に納税のことも考えて資金を増やす方法があります。
資金を増やすには、不動産などの資産を売却するのが代表的な方法です。
ただし、事業や生活で使っている資産を売却することはできません。
空き地などの遊休資産がある場合は、売却して納税資金を増やします。
ただし売却益がでると、所得税を支払う必要があるため注意が必要です。
アパートや家など賃貸できる物件がある場合は、賃貸事業を始めるのも生前に資金を増やす方法の1つです。
賃貸事業を始めると毎月家賃収入が入ります。
経費を差し引いた残りが預金などに残るので、相続税を納める資金として活用することができます。
ただし、毎年利益に対して所得税を支払う必要があるので注意が必要です。
名 称 | アザレア税理士法人 |
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業務内容 | ・創業・独立の支援 <営業時間> 9:00~17:00 |
事務所名 | 昭和町事務所 |
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所 長 | 山田 悌次 |
所 在 地 | 鳥取県倉吉市昭和町2-114 |
電話番号 | 0858-22-6266 |
FAX番号 | 0858-22-4253 |
メール | teiji-yamada@tkcnf.or.jp |
中国税理士会所属 |